Arai Koh's Shogi Life

将棋ライター・アライコウのブログです。将棋について書いていきます。

男性棋士-その他男性棋士

先崎学九段の『うつ病九段』が大宅壮一ノンフィクション賞にノミネート

朗報が舞い込んできました。 第50回大宅壮一ノンフィクション賞の候補作が、次の5作に決定いたしました。#大宅賞河合香織『選べなかった命』(文藝春秋)先崎学『うつ病九段』(文藝春秋)旗手啓介『告白』(講談社)松本創『軌道』(東洋経済新報社)安田峰…

将棋連盟はしっかり説明を。18連勝から13連勝に下方修正された佐々木大地五段の連勝記録

昨日から、将棋ファンの間でちょっと物議を醸していることがあります。 www.shogi.or.jp 2月20日付で「四段昇段後通算100勝」を達成して昇段した佐々木大地五段。これが発表されたのは、なぜか6日も遅れての26日でした。この日にはヒューリック杯棋聖戦で広…

女流王位を翻弄! 島本亮五段の独創的すぎる駒運びを見よ

昨日は順位戦B級1組での菅井竜也七段の反則負けが大きな話題になりましたが、囲碁・将棋チャンネルで放映された銀河戦も、なかなか衝撃の将棋でした。 対戦カードは渡部愛女流王位vs島本亮五段。LPSA所属の渡部さんは、今まぎれもなく女流棋士のトップグルー…

「ヒロシです……」プロデビューした山本博志四段は振り飛車党期待の星

プロ棋士は原則、半年に2人誕生するわけですが、10月1日付けでプロデビューしたのが本田奎四段と山本博志四段です。 www.shogi.or.jp www.shogi.or.jp 積極的にSNSで情報発信するプロ棋士が多いですが、山本四段もさっそくTwitterアカウントを開設しており、…

四間飛車vs居飛車急戦……なのか? 川上猛七段vs田中悠一五段戦を振り返る

ここのところタイトル戦、A級順位戦、王将戦リーグ、JT杯などトップ棋士同士の注目戦が目白押しですが、中堅棋士にも注目すべき戦いが少なくありません。 10月1日、第67期王座戦の一次予選で川上猛七段vs田中悠一五段が行われました。これがまたアマチュア好…

初級者から有段者までおすすめ! 『奇襲の王様 筋違い角のすべて』

奇襲戦法の一種に「筋違い角」というものがあります。 ▲7六歩、△3四歩となったら角交換し、即座に▲4五角と打ちます(初型の筋からずれるので筋違い角と言います)。この局面、後手は▲6三角成とされるわけにはいかないので、その地点を銀か金で守ることに…

タイトルホルダーも撃破、佐藤和俊六段が現在絶好調

現在、佐藤和俊六段が絶好調です。 今年度成績は12勝2敗(記事執筆時点。未放映のテレビ対局を除く)と圧巻で、先日行われたC級2組順位戦にも勝利し、4戦全勝。そして銀河戦はベスト4に残っています。特にこの銀河戦の内容が素晴らしく、王将のタイトルホル…

銀河戦特番の棋士紹介が面白すぎた件

第26期銀河戦、ついに決勝トーナメントの出場者が出揃いました。 第26期銀河戦決勝トーナメント いよいよ来週から決勝トーナメントが開幕しますが、それに先立って特番が放映されました。 銀河戦決勝トーナメントを楽しむために!「第26期 銀河戦 決勝トーナ…

空前の売れ行きが予想される先崎学九段の新刊『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』

昨年度に長期間休場した先崎学九段。すでにご存じの方も多いと思いますがその原因は、うつ病でした。その発症から回復までを自らの手で綴ったのが、明日発売となる『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』です。 うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした…

振り飛車党必見! 久保利明王将の最新振り飛車講座がスタート

7月になり、囲碁・将棋チャンネルに最新の将棋講座が加わるのですが、そのラインナップにいささか驚きました。 www.igoshogi.net 久保利明王将の「久保流! 攻める振り飛車」。まさかの現役タイトルホルダー&A級棋士の登場です。以前にNHKの将棋フォーカスで…

初心者必見! 窪田義行七段の奇襲戦法講座

将棋連盟サイトのコラムの中には、プロ棋士による戦法の紹介があるのですが、このたび非常に興味深いシリーズがスタートしました。 新連載スタート!#窪田義行 七段のわかりやすく面白い解説で奇襲戦法を学びましょう!#将棋コラム #奇襲戦法https://t.co/HM…

あの29連勝から1年。「東の天才」増田康宏六段、竜王戦で昨年の雪辱に臨む

明日6月29日、竜王戦決勝トーナメントの第2回戦が行われます。初戦を快勝した藤井聡太七段が戦うのは、4組優勝の増田康宏六段です。 【第31期竜王戦 決勝トーナメント】6/29(金)10時より、藤井聡太七段 vs.増田康宏六段の対局を生放送します。解説:田村康介…

佐藤慎一五段がNHK杯で森内俊之九段に挑んだ「極限早繰り銀」とは?

本日放映されたNHK杯テレビ将棋トーナメント、森内俊之九段が佐藤慎一五段を破り、2回戦進出を決めました。 両者はこれが初手合いでした。永世名人の有資格者であり、居飛車の大家である森内九段を相手にして、佐藤五段はインタビューの段階でちょっと緊張気…

期待大のノンフィクション! 『師弟 ~将棋界、魂の伝承~』

将棋界には師弟関係というものがあることが、藤井聡太七段と杉本昌隆七段のおふたりによって、将棋を知らない人たちにもある程度は知られるようになりました。 そして今月、この将棋界独特の伝統である師弟制度をクローズアップした書籍が刊行されます。 師…

升田の系譜を受け継ぐ者! 長谷部浩平四段が今月デビュー戦

新年度が始まって、早くも一ヶ月が経過しました。名人戦に叡王戦、王位戦の挑戦者決定リーグなど注目局が目白押しですが、個人的にはこの棋士に注目したいと思っています。 www.shogi.or.jp 4月1日付けでデビューした、長谷部浩平四段。ちょうど最近誕生日を…

公式コラボ待ったなし? 永瀬拓矢七段がバナナの差し入れを受ける

先月末まで行われていた第43期棋王戦の五番勝負で、挑戦者の永瀬拓矢七段がバナナを注文しまくっていたことが大きな話題になりました。 abematimes.com とにかくすんごい量で、将棋めしネタに飢えているファン諸兄も、これにはド肝を抜かれました。今や永瀬…

名棋士・石田和雄九段の新刊『棋士という生き方』は全将棋ファン要チェック

いろいろと興味深い将棋本の刊行が続きますが、特に面白そうだと思えるものがこちら。 棋士という生き方 (イースト新書Q) 作者: 石田和雄 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2018/05/10 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 1967年にデビュ…

豊川孝弘七段、マンモスを持してTwitterを始める

Twitterを眺めていると、驚きのツイートを発見しました。 マンモス!デビュー致しました。 — 豊川孝弘 (@JZPh4mEwSAU2rSi) 2018年3月30日 オヤジギャグですっかりおなじみの豊川孝弘七段が、Twitterアカウントを開設していたことを初めて知りました。Twitter…

窪田義行七段の将棋講座が囲碁・将棋チャンネルで再放送

囲碁・将棋チャンネルの将棋講座は新旧いろいろあるのが特徴ですが、4月13日(金)からこの方の講座が再放送されます。 www.igoshogi.net 【窪田義行の「相振り飛車解析~囲いと端と角道~」】 窪田義行七段は独特の指し回しが持ち味の振り飛車党。相振り飛…

スマートに大変身! 初のタイトル戦を目指す阿部光瑠六段

ヒューリック株式会社の特別協賛により、冠名付きタイトル戦となった「ヒューリック杯棋聖戦」。昨年10連覇の記録を達成した羽生善治棋聖に挑むのは誰か? ついにベスト8まで出揃いました。 A級棋士が5人もいる豪華な顔ぶれですが、私が気になったのは阿部光…

将棋棋士が多数出演する『痛快!明石家電視台』を見よう!

本日22日の深夜、MBS毎日放送の『痛快!明石家電視台』において将棋連盟のプロ棋士が多数ゲスト出演します。 www.mbs.jp 中川大輔八段、佐藤紳哉七段、窪田義行七段、桐谷広人七段、都成竜馬四段、室谷由紀女流二段、北村桂香女流初段というバラエティ豊かな…

将棋棋士の「力」本まとめ

将棋棋士の出版するエッセイや対談本には「○○力」「○○する力」というタイトルがよく見られます。きっかけはおそらく、羽生善治竜王が2005年に出した『決断力』がベストセラー&ロングセラーになったことです。一種の定跡のようなものでしょうか。 将棋棋士た…

絶対王者に急戦で挑む! 八代弥六段-羽生善治竜王戦を振り返る

この週末にいよいよ開幕した、第11回朝日杯将棋オープン戦の本戦。今日は佐藤名人に藤井四段が勝利したことが話題となりましたが、それと同等以上に盛り上がったのが、昨日の八代弥六段vs羽生善治竜王戦です。 羽生竜王はこれまでに5回の優勝を誇り、実績で…

三枚堂達也六段、なんと棒銀で四間飛車撃破!

1月4日、群馬県高崎市の「ヤマダ電機LABI1高崎」において、上州将棋祭りが開催されました。今年で第8回を迎える新春恒例の将棋イベントです。 このイベントではプロ棋士の席上対局が行われますが、そのひとつ三枚堂達也六段-戸辺誠七段戦で驚愕の展開が繰り…

増田康宏四段の雁木講座がはじまる!

囲碁・将棋チャンネルでは3ヶ月おきに新しい将棋講座がスタートしますが、ついにあの戦法の講座が! 【最新講座】本日21:40~放送!増田康宏の将棋講座 「ザ・雁木」(全26回)新人王戦2連覇の若手トップ棋士・増田康宏四段による新講座。評価が見直され、再…

急戦はいまだ死なず! 青野照市九段、四間飛車相手に会心の勝利

先日12月8日、棋聖戦二次予選において青野照市九段と阿久津主税八段との対局が行われました。 将棋ファンが驚き、あるいは喜んだのは、その戦型でした。 後手阿久津八段の角道を止める従来型の四間飛車に対し、先手青野九段は左の銀を5七から4六へと繰り出…

これまで紫綬褒章を受章した棋士は?

今朝、驚きのニュースが飛び込んできました。 www.shogi.or.jp 森内俊之九段の紫綬褒章(しじゅほうしょう)受賞! 内閣府のサイトから引用すると、紫綬褒章は「科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げ…

紅白歌合戦のゲスト審査員を務めた将棋棋士

年末恒例、紅白歌合戦の出場歌手について取り沙汰される時期となりました。引退を表明した安室奈美恵さんがどうなるかが個人的には気になるところです。その安室さん、実は将棋に興味がおありのようで、引退されて余裕ができたら存分に楽しんでほしいと思っ…