Arai Koh's Shogi Life

将棋ライター・アライコウのブログです。将棋について書いていきます。

2017-01-01から1年間の記事一覧

将棋ライトノベル『俺の棒銀と女王の穴熊』年末年始の特別セール!

私が個人出版している将棋ライトノベル『俺の棒銀と女王の穴熊』ですが、このたび年末年始の特別セールを行っています。Kindle版が通常250円のところ、全巻99円の最安値になっています。 [まとめ買い] 俺の棒銀と女王の穴熊 作者: アライコウ メディア: Kind…

ドラマ『将棋めし』が期間限定で無料配信!

8月から9月にかけて放映され、将棋ファンだけでなく主演俳優たちのファンにも大好評だったドラマ『将棋めし』。私などは録画して永久保存してちょくちょく見返したりしていますが、自分の住んでいる地域では放映されていなかった、深夜に起きているのはちょ…

若手声優・松井恵理子さん再び将棋を語る

先日、若手声優の松井恵理子さんが自身のインターネットラジオで、将棋……というよりは羽生善治竜王について大いに語っていることを紹介しました。 araishogi.hatenablog.com 今回の竜王奪取、そして永世七冠の資格を獲得したことで、また何か語ってくれるか…

将棋連盟全面協力? アニメ『りゅうおうのおしごと!』に女流棋士が登場

アニメ『りゅうおうのおしごと!』の放映まであと3週間ほどにせまりました。放送情報は以下のとおりになっています。 TOKYO MX … 毎週月曜日 深夜0時30分~ サンテレビ … 毎週月曜日 深夜0時30分~ KBS京都 … 毎週月曜日 深夜0時30分~ BSフジ … 毎週月曜日 …

「ノーマル四間飛車」という言葉はいつ生まれたのか

先日の記事を書いていて、ふと気になったことがありました。 角道を止める、従来型の四間飛車――今では「ノーマル四間飛車」と呼ばれることも少なくないですね。 そもそも何がノーマルなのかといえば、角交換型の四間飛車の採用が増えたことで、それと区別す…

急戦はいまだ死なず! 青野照市九段、四間飛車相手に会心の勝利

先日12月8日、棋聖戦二次予選において青野照市九段と阿久津主税八段との対局が行われました。 将棋ファンが驚き、あるいは喜んだのは、その戦型でした。 後手阿久津八段の角道を止める従来型の四間飛車に対し、先手青野九段は左の銀を5七から4六へと繰り出…

一連の記事について

窪田七段がTwitterで言及された影響だと思いますが、ブログへのアクセス数が急増しています。ひとつひとつ確認してはいませんが、当方への手厳しい批判もだいぶあることと思います。 実は昨日から、今回の件に関してあらためて考え直していました。そして考…

囲碁将棋チャンネルから返答がありました

※この記事の主張は古いものですので、以下の記事をご覧ください。 一連の記事について - Arai Koh's Shogi Life

『このライトノベルがすごい!』2連覇達成! さらに大ヒットの道を歩む『りゅうおうのおしごと!』

先日、将棋ファンにとって喜ばしいニュースがありました。 【祝!このラノ第1位 2連覇達成】このライトノベルがすごい!2018(宝島社刊)の文庫部門ランキングで、GA文庫「りゅうおうのおしごと!」(著・白鳥士郎、イラスト・しらび)が昨年にひきつづき第1…

将棋連盟とテレビ棋戦主催社に問い合わせました

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対局者本人が放送予定のテレビ棋戦を「ぜひ見てください!」とツイートするのは問題

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将棋ワンストップに寄稿した記事まとめ

将棋ワンストップというサイトがあります。 shogi1.com 将棋の話題をひとまとめにしているサイトで、Twitter(@shogi1com)でも棋士や女流棋士、棋戦主催社などのツイートをリツイートするという形で、日々将棋ファンに情報を提供しています。特に三浦九段の…

加藤一二三「十段」は実現するか?

加藤一二三九段は名人をはじめ多くのタイトルを獲得していますが、名棋士としての道を歩み始めた最初が、先日も取り上げた十段戦です。 araishogi.hatenablog.com 十段は加藤九段にとって、名人の次に思い入れの強いタイトルでしょう。十段戦は1988年、竜王…

藤井聡太四段のブームが影響? 将棋の日で盛り上がる企業たち

本日11月17日は将棋の日です。そんな日あるの? と驚いた人が多いかもしれません。 江戸時代、御城将棋というものがありました。時の第一人者が将軍の前で将棋を披露するというイベントで、旧暦の11月17日に行われていました。この日にちなんで1975年、日本…

若手声優・松井恵理子さん将棋を大いに語る

将棋と声優。数年前はこの2つが結びつくことなど、ほとんど想像できませんでした。しかしアニメ『3月のライオン』のおかげもあり、着実に接点ができているなと感じます。 『3月のライオン』で二階堂晴信を演じる岡本信彦さんは、声優の中でも特に将棋好き…

加藤一二三九段も愛用した右四間飛車が今熱い!

右四間飛車。その名のとおり、右から見て四筋目に飛車を据えて戦う戦法です。飛車を振るのですが振り飛車ではなく居飛車の戦法です。 将棋の攻めは飛車角銀桂と言いますが、それを一点に集中させるこの戦法はまさに破壊力抜群。棒銀と同じく狙いがわかりやす…

将棋AIは入玉戦をどう解説するか

先日行われた将棋電王トーナメント、盛り上がりましたね。といっても私は外に仕事で出ていたので、生では見ていないのですが。 何と言っても優勝の大本命だったPonanzaが、準決勝で敗れました。あのPonanzaが決勝にも残れないとは、いったいどこまで将棋ソフ…

加藤一二三九段が7時間かけて発見した絶妙手をAIは?

先日の将棋山脈の記事は、ずいぶん多くのアクセスがありました。やはりみなさん、新しい技術には興味津々ですね。 araishogi.hatenablog.com そこで今回も、加藤一二三九段の名局を取り上げてみようと思います。加藤九段にとって初めてのタイトル獲得となっ…

加藤一二三名人誕生の一局をAIに解説させてみた

将棋観戦に欠かせないもの、それは解説です。 プロの将棋は面白いのですが、非常に深くて難しい。だからわかりやすく解説してくれる人が不可欠なのです。将棋連盟モバイルなどでは観戦記者による棋譜コメント、ニコ動やAbemaの生中継ではプロ棋士の解説があ…

将棋インストラクターになるには?

藤井聡太四段が起こしたブームで、将棋を覚えたい子供や子供に習わせたい親御さんが増えています。 私がどうやって将棋を覚えたかといえば、定番ですが親から教わりました。うちには表がオセロ、裏が将棋のマグネット盤があり、兄弟ともしばしば指していまし…

元祖将棋漫画『あばれ王将』を読んでみた

先日『5五の龍』についての記事を書きました。 araishogi.hatenablog.com 将棋漫画初のベストセラーはおそらくこの作品だと思うのですが、では元祖と言える作品は何でしょうか。確認できるのは『あばれ王将』という作品です。 作者は貝塚ひろしさん。少年ジ…

これまで紫綬褒章を受章した棋士は?

今朝、驚きのニュースが飛び込んできました。 www.shogi.or.jp 森内俊之九段の紫綬褒章(しじゅほうしょう)受賞! 内閣府のサイトから引用すると、紫綬褒章は「科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げ…

将棋会館でアルバイト募集中!

将棋の仕事をしてみたい……そう思っている方は少なくないと思います。他ならぬ私がそうです。 そこでちょっと検索してみたところ、なんと将棋会館のアルバイト募集記事を発見しましたので、読者のみなさんと情報を共有したいと思った次第。 手合係って? bait…

将棋ライトノベル『りゅうおうのおしごと!』で学ぶ英会話 ~第1巻~

2018年1月からのアニメ放映が決まった将棋ライトノベル『りゅうおうのおしごと!』。第7巻も同時期に発売されます。アニメ化でさらに部数を重ねることが予想されますね。ドラマCD付き限定特装版は、今のうちに予約をしておいたほうがいいでしょう。 りゅうお…

「ひふみん」しか知らないあなたに知ってもらいたい「加藤一二三九段」13の偉業

加藤一二三九段、今年もっともブレイクした芸能人のひとりになりましたね。いや芸能人と言ってしまうのはどうかと思うのですが、世間の皆様にはすっかりバラエティタレントとして認知されています。とにかく老若男女問わず大人気の「ひふみん」。今年6月に現…

名作将棋漫画『5五の龍』をタダで読む方法!

ここ数年、将棋漫画が花盛りです。アニメ化や映画化もした『3月のライオン』を代表として、多くの将棋漫画がいろんな雑誌で連載されています。 3月のライオン 13 (ヤングアニマルコミックス) 作者: 羽海野チカ 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2017/09/29 …

紅白歌合戦のゲスト審査員を務めた将棋棋士

年末恒例、紅白歌合戦の出場歌手について取り沙汰される時期となりました。引退を表明した安室奈美恵さんがどうなるかが個人的には気になるところです。その安室さん、実は将棋に興味がおありのようで、引退されて余裕ができたら存分に楽しんでほしいと思っ…

将棋ファンは要プレイ! 青春AVG『夏ゆめ彼方』

将棋をメインコンテンツとするこのブログにとって、最高のアドベンチャーゲームがリリースされました。 www.freem.ne.jp 父親との死別で塞ぎ込んでいた『天才小学生』朝川桂一は、ある日『神様』を自称する巫女服姿の少女と出会う。少女との交流の中で、桂一…

藤井聡太四段のインタビュー記事を担当しました

先日、将棋会館でライター仕事をしたと書きました。 araishogi.hatenablog.com 記名記事ではないと思っていたのですが、送られた掲載雑誌を見てみたら取材・文として私の名前が載っていましたのでここでも公表しようと思います。 スカパー!番組ガイド誌の『…

ブーム終了とか言われてるけど藤井四段って最近どうなの?

あの29連勝からしばらく経ちました。もう藤井四段ブーム終了wなどと、世間の移ろいやすさを嗤う声が一部で見られますが……。 www.sankei.com こうした「藤井四段に続け!」的な記事は今もちょくちょく見られるわけで、確かに一頃の熱狂は収まりましたが、彼…