先日、奨励会三段にして東大院生の谷合廣紀さんが出版デビューしたことを記事にしました。検索でこのページにやって来る人がずいぶん多く、注目されているようです。
さて、東大といえば大学将棋の強豪として以前から知られています。それだけでなくソフト開発や出版においても、将棋界と密接な関わりを持ってきました。
世界コンピュータ将棋選手権で4回も優勝したこともある『IS将棋』は『東大将棋』シリーズとして発売され、一時代を築いたソフトのひとつとなりました。また、『角交換振り穴スペシャル』という書籍が人気となりました。ちなみにこれ、角交換系の振り飛車がメジャーになる前の出版です。
- 作者: 東大将棋部
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2008/03/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そしてこのたび、東大将棋部が新たな本を出版しました。
『勝つための将棋 入門編』
— 理論社 (@rironsha) 2018年9月14日
(東京大学将棋部/構成・原稿執筆 片上大輔/監修)
東大将棋部の学生とOBが執筆し、東大初のプロ棋士が監修したシリーズ。入門編は初めて将棋を覚える人に向けて、盤について、駒について、基本ルールのほか、大事なマナーや反則について解説します。 pic.twitter.com/LJQ7gZwGib
『勝つための将棋 入門編』。監修を務めたのは史上初の東大生棋士として知られる片上大輔七段です。
入門編は初めて将棋を覚える人に向けて、盤について、駒について、基本ルールのほか、大事なマナーや反則について解説します。
年少者向けかつ初心者向けの入門書となっていますので、これから将棋を覚えたいという子供を持つ親御さんにはピッタリかと思います。