Twitterの休眠アカウントが削除されるとの報道。将棋関係者のアカウントはどうなる?
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本日、Twitterユーザーにとっては大きなニュースが舞い込みました。
Twitter、休眠アカウント削除へ 対象アカウントに12月11日までにログインするよう警告https://t.co/wKTKJVESsD
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) November 27, 2019
休眠アカウントが削除されてしまう、とのことです。
この件でもっとも影響を受けるのは、管理者がすでに故人となってツイートできないアカウントです。将棋界では2012年に亡くなった米長邦雄永世棋聖が挙げられます。
羽生はすごい。スケートはハニュウ、将棋はハブ。二人とも魅力的だよね。
— 米長邦雄 (@yonenagakunio) November 26, 2012
米長さんは電王戦の立役者として知られ、コンピュータとインターネットを人一倍活用していた棋士のひとりです。Twitterも早い段階から始めていましたが、羽生結弦さんがまだ今ほど有名ではなかった時期に、こんなことを書いていたのですね。こういったユニークなツイートが、もう永久に見られなくなるかもしれません。
他には2016年に休刊した週刊将棋です。数多くの写真が投稿されており、かなり貴重なものもあると思います。こちらはちょっとツイートするだけで回避できそうですが……。
週刊将棋最終号が完成し、現在打ち上げ中です。(渡部) pic.twitter.com/RzG0tnyUUi
— 週刊将棋 (@weekly_shogi) March 26, 2016
Twitterを利用するなら、規約の遵守は当然です。何よりリソースは無限ではなく、もはや更新されないアカウントの削除は致し方ないかもしれません。しかしやはり寂しい気持ちは拭えませんね……。
【2019/11/28追記】以下のとおりになったようです。よかった。
Twitter、「亡くなった人のアカウントを保護する機能を追加するまで休眠アカウントは削除しない」とツイート - ITmedia NEWS
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