新たな観る将本に注目! 『将棋「観る将になれるかな」会議』
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先日、第31回将棋ペンクラブ大賞の最終選考候補作が発表されました。
将棋ペンクラブ大賞最終選考候補作(第31回) https://t.co/Gz0vLsyhE6
— 将棋ペンクラブログ (@shogipenclublog) 2019年6月16日
私は毎年、文芸部門に注目しているのですが、今回はそれ以上に技術部門の候補作に目を惹かれました。高野秀行六段、岡部敬史さん、さくらはな。さんの共著『将棋「初段になれるかな」会議』(扶桑社)です。
【参考記事】角の利きは3万回確認! 将棋ファン発の格言(?)が書籍に掲載
この部門はだいたいプロ棋士による有段者向けの本がノミネートされるという印象でしたが、プロとアマチュアとの共著、しかも初段を目指そうという、明確な級位者向けの本がノミネートされるのは、珍しいのではないでしょうか。
そして、この執筆陣による第二弾が今月末に刊行されます。
その名も『将棋「観る将になれるかな」会議』。なんとビックリ、観る将向けの本です。ちょうど私も同様のテーマの『将棋番組が10倍楽しくなる本』を刊行したばかりで、何だか親近感が湧いてきます。Amazonに内容紹介がありましたが、私の本と比べると、かなりコアな部分も取り上げられるようです。「盤を離れているとき、何をしているの?」「対局のときに持っていくもの」などは、プロ棋士に直接聞かなければ書けないでしょうし。
というわけで観る将の方々、要注目です。