Arai Koh's Shogi Life

将棋ライター・アライコウのブログです。将棋について書いていきます。

大ヒットライトノベル『涼宮ハルヒ』シリーズの新作は……なんと将棋小説?

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『涼宮ハルヒの憂鬱』というライトノベル、読んだことはなくとも名前は聞いたことはある、という方も少なくないと思います。

涼宮ハルヒの憂鬱 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)

 

 2003年に刊行され、現在までにシリーズ累計2,000万部を突破している、ここ20年で五指に入るであろうライトノベルシリーズです。アニメ版も大好評を博しました。
 そんなハルヒシリーズですが、近年は新作の刊行が途絶えており、ファンはやきもきさせられていたのですが、このたび「ザ・スニーカー」という雑誌に原作者・谷川流さんの書き下ろし新作が掲載されることになりました。
 そしてトリビュート短編小説として、さがら総さんの『涼宮ハルヒの一手損角換わり』という作品も掲載されるというのです!

30周年特設サイト|スニーカー文庫(ザ・スニーカーWEB)

 さがらさんは2010年に『変態王子と笑わない猫。』でデビュー。アニメ化やコミック化を果たした人気シリーズとなりました。さがらさんは実は生粋の将棋ファンで、この作品も広瀬章人八段のかつての異名「振り穴王子」にあやかって付けられたということです。そして高橋道雄九段が監修を務めた将棋漫画『駒ひびき』の原作も担当しました。

駒ひびき(1) 【電子特別版】 (ドラゴンコミックスエイジ)

駒ひびき(1) 【電子特別版】 (ドラゴンコミックスエイジ)

 

『りゅうおうのおしごと!』の白鳥士郎さんに勝るとも劣らない、ガチの将棋好きライトノベル作家なわけです。そんな方の将棋小説ですから、かなり期待できるものとなるでしょう。