加藤一二三九段と渡辺明棋王、将棋ウォーズのイベントでお好み対局?
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明日10日、「第6期将棋ウォーズ棋神戦」の公開生放送が開催され、テレ朝チャンネルで放映されます。
【ch1】10(金)午後1時~ #第6期将棋ウォーズ棋神戦 #テレ朝夏祭り 生中継🚨 #加藤一二三 #渡辺明 #SKE48 #鎌田菜月 #PASSPO☆ #根岸愛 ※写真は去年の大会 https://t.co/Zdd1ABdsLs pic.twitter.com/eRdIZcrOsf
— CSテレ朝チャンネル (@tvasahi_cs) 2018年8月9日
将棋と世界最強クラスのAI(人口知能)がマッチし、通算3億局を超え、400万人以上が愛用する日本最大級の将棋アプリケーション「将棋ウォーズ」。
賞金総額123万円を目指し、事前のオンライン予選を経て、真夏のSUMMER STATIONの舞台にたどり着いた猛者たちが激突!
その熱い真剣勝負や、豪華ゲスト陣によるエキシビションマッチの模様を公開生放送としてお届け!
という内容ですが、ゲスト棋士の加藤一二三九段と渡辺明棋王が見どころです。というのも、このおふたりがお好み対局をするらしいのです。渡辺棋王がブログでその旨書かれています。
どうやら他の出演者とのペア将棋のようですが、楽しみな対局になりそうです。
このふたりは一度だけ、2000年11月6日の第42期王位戦予選で対局したことがあります。加藤九段は当時60歳にしてA級棋士で、渡辺棋王はデビューしたばかりの四段でした。
元祖天才vs新世代の天才といった様相でしたが、結果は加藤九段の勝利。加藤九段の名局集にも収録されており、私も棋譜並べをしたことがありますが、まさに格の違いを見せつける快勝でした。加藤九段が引退されたときの将棋世界の特集で、渡辺棋王はこう述懐しています。
(前略)空間にバチンとねじ込む加藤流の手付きを見せられては観念するしかなかった。60歳を過ぎてもA級を維持して10代の若手に勝つ、というのは並大抵のことではない。*1
そして今回、お好み対局とはいえ久方ぶりの両者の激突です。CS放送を見られる方は、ぜひ!
渡辺明の 勝利の格言ジャッジメント 玉 金 銀 歩の巻 (NHK将棋シリーズ)
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*1:将棋世界2017年9月号 P88