Arai Koh's Shogi Life

将棋ライター・アライコウのブログです。将棋について書いていきます。

時代劇×将棋の異色漫画誕生! 『宗桂 ~飛翔の譜~』

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 将棋連盟からのお知らせで知ったのですが、また新たな将棋漫画が誕生するようです。

www.shogi.or.jp

安永四年(1775) 第十代将軍・徳川家治の時代。
代々、将棋で禄を食み〝将軍家将棋指南役〟を務める「将棋指し」がいた。
彼らは全国各地の愛棋家達の棋力に応じ、段位・免状を与えられる特別な権利を有していた。
そんな家のひとつ「大橋家」に生まれた、九代目・大橋宗桂。伝説の棋士として名高い彼の人生を、渡辺明棋王が監修し、星野泰視が描き出す!!
圧巻の時代劇&将棋漫画、始動!!

f:id:araicreate:20180806171148j:plain ©株式会社リイド社

 九代目・大橋宗桂=八世名人の物語『宗桂 ~飛翔の譜~』。江戸時代を舞台に将棋のフィクションを描くとしたら、当然御三家(大橋家、大橋分家、伊藤家)は外せません。
 彼らについてはいろんな書物でまとめられてはいるのですが、関心を示している将棋ファンはさほど多くはないでしょう。まあ、現代の将棋を追っかけているほうが、ずっとエキサイティングですから。しかしほとんど知られていないような素晴らしいエピソードも、きっと多くあるのだろうと思います。

 そんな江戸将棋を誰でも取っつきやすい漫画で見せるというのは、ずばり好手だと思います。作者の星野泰視さんは『哲也-雀聖と呼ばれた男』が代表作ですね。そして渡辺明棋王にとっては、念願の監修業でしょうか。ぜひ長く連載されるように祈りましょう。 

日本将棋大系 7 九代大橋宗桂

日本将棋大系 7 九代大橋宗桂

 
江戸の名人

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