Arai Koh's Shogi Life

将棋ライター・アライコウのブログです。将棋について書いていきます。

『将棋番組が10倍楽しくなる本』発売! なぜ一介の将棋ファンが将棋本を刊行できたのか

スポンサードリンク

『将棋番組が10倍楽しくなる本』がいよいよ全国書店、ネット書店に並びました。さっそく話題にしてくださる方もいて、ありがとうございます。出版社から連絡があったのですが、全国から多くの注文をいただいているそうです。

 

 ビジネス教育出版社から本企画のお話をいただいたのは、昨年11月のことでした。
 なぜ一介の将棋ファンにすぎない私に、こんなありがたい話が舞い込んできたのか。

参考記事:藤井聡太四段のインタビュー記事を担当しました

 ほんのちょこっと将棋ライターらしきお仕事はしたことがあったのですが、それを肩書として名乗るのは憚りがありました。本職の将棋ライターや観戦記者の方々と比べたら全然……と、自分の気持ち的にも、あくまで将棋ファンに留まっていました。
 しかし、そんな姿勢ではダメなのだ。もっと前向きでなければ、この先も将棋の仕事はきっとできないだろうと思ったのです。
 そこで一念発起し、まずは「将棋ライター」とブログの説明にもプロフィールにも記載することにしたのです。将棋ライター志望ではなく、将棋ライターであるという意思表示です。もとより資格が必要なわけでもないし、一度でも将棋の仕事をしたことがあるなら、堂々と名乗っていいじゃないか!

 幸い、将棋ブログ運営に関しては一年以上の経験がありました。これが判断材料になったのでしょう。ビジネス教育出版社から連絡をいただいたのは、まもなくのことでした。

 

 ところで漫画家さんの話ですが、少し前にこんな記事が話題になりました。

kaichinomangablog.com

なぜ、「漫画家」と名乗っただけで仕事が来るようになったのか考えたが
おそらく相手の“選択肢に入った”ということだろうと思った。

 これには我が意を得たりと思ったものです。
 仕事を頼む側に立って考えてみれば、わかりやすすぎる話でした。どんな企業が、単なる志望者に仕事を依頼しようと思うでしょうか? それも将棋のような専門的な知識が要求される分野において。

 将棋ライターだとはっきり名乗った。それが今回の書籍刊行にまで繋がったのです。

将棋文化・歴史・専門用語がわかる! 将棋番組が10倍楽しくなる本

将棋文化・歴史・専門用語がわかる! 将棋番組が10倍楽しくなる本

 

  というわけで、よろしくお願いします!