藤井聡太七段vs出口若武三段、注目の新人王戦決勝三番勝負!
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明日10日、藤井聡太七段と出口若武三段による新人王戦決勝戦、第1局が行われます。ニコ生での生中継もあります。
【第49期新人王戦 決勝三番勝負】
— ニコ生公式_将棋 (@nico2shogi) 2018年10月9日
10/10(水)10時より、藤井聡太七段vs.出口若武三段の第1局を生放送します。
藤井七段は最後の新人王戦の優勝を、出口三段は第44期以来の奨励会三段優勝をかけた、注目の三番勝負です。
解説:井出隼平四段、聞き手:安食総子女流初段。
▼視聴https://t.co/nAsfAhTHzE pic.twitter.com/GFyawNnyBk
藤井七段は新人王戦の組み合わせ発表時はまだ四段でしたが、その後スピード昇段したことにより他の若手棋戦への出場資格を次々と失いました。新人王戦も今期がラストチャンスになります。
【参考記事】藤井聡太六段、強すぎて若手棋戦に出られなくなる - Arai Koh's Shogi Life
新人王戦は現在の名だたるトップ棋士たちが優勝してきた、若手の登竜門。藤井七段も確実に優勝をものにして、その棋歴に箔をつけることが求められていると言えます。
一方の出口三段も、ライバルの三段だけでなくプロ棋士相手に勝ちを収めてきたわけですから、間違いなく強いです。現在の公式戦成績は13勝8敗と堂々の勝ち越し。今期の三段リーグは10位となかなかの上位にいます。
奨励会三段による新人王戦優勝は、2013年の第44期、都成竜馬現五段が唯一の例です。都成さんのこの快挙は、将棋連盟を動かしました。奨励会三段が新人王戦で優勝した場合、次点がひとつ与えられるという規定が作られたのです。
つまりプロデビューが少なからず近づくわけです。出口三段はプロになるために、何としてもこのチャンスをものにしなければなりません。
どちらが勝っても、大きな話題になることは間違いありません。注目していきましょう。