6人目の中学生棋士誕生の可能性も! 最年少の上野裕寿さんが奨励会三段リーグに参戦
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10月から開幕する第64回奨励会三段リーグの対戦表が発表になりました。
史上初の女性棋士を目指す西山朋佳さん、前回初参戦で藤井聡太七段と同学年である伊藤匠さん、先日も記事を書いた谷合廣紀さんと要チェックの人が目白押しですが、今回からもうひとり注目株が参戦します。関西の名門、井上慶太九段門下の上野裕寿さんです。
上野さんは現在15歳の中学三年生。すなわち今回1期抜けするようなら、藤井七段に続く6人目の中学生棋士となるのです。
※中学生棋士の定義は「中学校在学中にプロ入りを決めた人」です。
また、上野さんは2015年の小学生名人戦で入賞しています。当時はまだ純粋なアマチュアだったわけですが、その後奨励会入りしてほんの3年ほどで三段まで駆け上がった計算です。これは歴代でもトップクラスの昇段スピード。才能は疑うべくもありません。
運に左右されることもある三段リーグですが、最下位で上位2名に入るには、相当な勝ち星を挙げなければなりません。半年に渡る長い戦い、はたしてどうなるか注目していきましょう。