電子書籍時代の今、アマチュアでも気軽に戦術書を出せるのです
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将棋界で戦術書を出すのは、もちろんプロが大多数なのですが、しばしばアマチュアが出版することもあります。そのあたりのことは以前に記事にしたことがありました。
とはいえ出版社から出すためには、編集部の目に止まらなければならないという前提があります。だからハードルはものすごく高いわけです。
しかし今なら、出版社から出す以外のルートもあります。そう、個人での電子書籍出版ですね。たとえばこちら。
タップダイス氏と信玄m@ster氏の三間飛車シリーズ、その第一作です。2014年のリリースですから、もう個人による電子書籍出版は珍しくなくなっていましたが、それでもアマチュアが電子書籍で、商業出版並みにボリュームある戦術書を出すというのは、これが最初の例ではないでしょうか。
そして最近も、気になるものが出ていました。
まさかの筋違い角本! それも2冊! ひそかにこの戦法を勉強したいと思っていた人には、ちょうどいいのではないでしょうか。著者のよっしー氏は「有名ネット将棋サイトで8段超え。全国優勝歴あり」、つる氏もまた「学生大会での全国優勝経験あり。ネット将棋サイト6段」とのことです。
というわけで、アマチュアでも気軽に戦術書を出せる時代です。もちろん原稿と電子書籍作成ソフトがあれば、ですが。原稿はともかく、電子書籍までは作れないという方が多いかもしれません。
アライクリエイト事務所(このブログの運営元)では、電子書籍作成のご依頼を随時承っています。もちろん戦術書でなくても、将棋界に一言もの申したいとか、あの棋士について熱く語ってみたいとか、内容は問いません。電子書籍出版にご興味がある方、ぜひご連絡いただければと思います。