会場でプロ棋士と握手! 将棋日本シリーズJTプロ公式戦が今年も開幕
スポンサードリンク
日本シリーズといえば野球ですが、将棋界にも「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」という棋戦があります。それが今日開幕し、渡辺明棋王vs稲葉陽八段戦が行われました。
将棋日本シリーズJTプロ公式戦開幕!#渡辺明 棋王VS #稲葉陽 八段 戦が15時20分から静岡県「ツインメッセ静岡」で行われます。両者の対戦成績は、渡辺棋王の6勝、稲葉八段の4勝です。本棋戦は、タイトル・順位で選抜された上位12名の棋士によってトーナメントが行われます。https://t.co/6gUgLEGwma
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) 2018年7月21日
この棋戦の特徴は2つあり、1つは全国各地を転戦して公開対局で行われることです。公式戦の公開対局はあまりなく、プロ棋士の真剣勝負を間近で見られる数少ない機会なのです。
そしてもう1つの特徴は、出場者が選抜式であること。
- 前回優勝者
- タイトル保持者
- 獲得賞金ランキング上位者
これを満たす12人しか出場できません。他の棋戦なら、勝ち進みさえすればデビューしたばかりの新人でも優勝を狙えますが(名人戦除く)、将棋日本シリーズはそうもいかないわけですね。
特に今は1人の棋士が1つずつタイトルを持っているので、仮にこの状況がずっと続けば、獲得賞金ランキング上位者枠はたったの3~4つしかないことになります。ちなみに「2018年度の叡王のタイトルホルダーは2019年度の出場資格となります」とのことで、また豊島将之棋聖はタイトル奪取前に3での出場が決まっていました。
こども大会も平行して行われ、毎回盛況です。藤井聡太七段が起こしたブームで、今年も相当な盛り上がりを見せるでしょう。まだ申し込みを受け付けている会場が多いので、腕試しをしたがっているお子さんがいる親御さんは、ぜひ検討してみてください。菅井竜也王位はこども大会での優勝経験があるそうです。
テーブルマークこども大会 | 将棋日本シリーズ | JTウェブサイト
また、対局後は勝利した棋士が会場出口で来場者の見送りをし、握手をします。これまためったにない機会で、将棋好きのお子さんにとっては忘れられない思い出になるでしょう。
※トーナメントで1勝する毎に、勝者にJTグループの製品1年分が贈呈されるのです。