知ってました? 北海道にもある将棋会館
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藤井聡太七段の活躍により「名古屋にも将棋会館を!」という声が高まっています。愛知県の大村秀章知事、名古屋市の河村たかし市長は相当熱心なご様子で。
藤井聡太七段“名古屋将棋会館建設構想”に初言及「大変ありがたい」 https://t.co/qaJ4l7zp0S
— スポニチ文化社会部 (@sponichibunsha) 2018年6月10日
田中寅彦九段もこの件でツイートされています。
今日は藤井聡太七段のパーティ。
— 田中寅彦 (@tora_ejison) 2018年6月10日
本来五段のお祝いのはずが、歴史的飛び級で盛大な会でした。
河村名古屋市長も将棋会館建設の意欲ムンムンでしたが、こちらに相談も無いパフォーマンスで終わらぬ様、佐藤会長と釘を刺して起きました。
現実的な相談は杉本七段が行うので、きっと実現する事でしょう。 pic.twitter.com/JWbcGoFMgT
さて、将棋会館とは通常、東京の将棋会館と大阪の関西将棋会館を指します。
しかしもうひとつ将棋会館と呼ばれるものがあるのをご存じでしょうか。北海道札幌市にある北海道将棋会館です。
もともとは「一般社団法人北海道将棋連盟」が所有していた建物だったのですが、同連盟は2015年に解散、建物は日本将棋連盟に寄贈され、その運営は日本将棋連盟北海道支部連合会が行っていくことになりました。
北海道将棋会館については、将棋連盟サイトにも紹介ページがあるのですが、住所と電話番号しか記載されていません。せめて写真の1枚や2枚くらい掲載してもらいたいものですが……。
北海道支部連合会のサイトがありますので、こちらをご紹介しましょう。
日本将棋連盟北海道支部連合会 – Hokkaido Shogi Association
同会館の現状については、こちらのブログ記事が詳しいです。
プロの公式戦が行われることはありませんが、近隣の将棋ファンが多く集まり、日々活気にあふれているようです。「大会予定」のページを見ても、何らかの大会がしょっちゅう行われていますね。北海道出身の棋士が顔を出されることもあるようで、野月浩貴八段は札幌中央支部の師範を務めています。
本日は午前中に北海道将棋会館で行われた道新スポーツ争奪新井田杯を見学しました。100名以上の参加で熱気が凄かったです♪
— 野月 浩貴 (@nozuki221) 2018年3月11日
大会指導に来ていた中村亮介六段と、連合会長の工藤学さんにお昼にお寿司をご馳走になりました。美味しかった! pic.twitter.com/eGInAx3eTs
名古屋の将棋会館は「本当に現実的な話だろうか?」というところからスタートしなければならないと思いますが、北海道将棋会館のように「第一にアマチュアが将棋を楽しめる場」として建てるというのも、有力なんじゃないかなと思います。