羽生善治竜王と藤井聡太六段、王座戦で再戦の可能性
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中村太地王座に挑む第66期王座戦、挑戦者決定トーナメントの組み合わせが発表されました。
トッププロと昇り調子の若手が集っていますが、注目はやはり藤井聡太六段です。竜王戦5組ランキング戦では準決勝に進出し、次に勝てば七段昇段という局面まで来ていますが、本人にとっての目標はそれよりもタイトル挑戦でしょう。そのタイトルにもっとも早く挑めるのが、この王座戦になります。
そして藤井六段、2回戦で羽生善治竜王と対局する可能性があります。
2月の朝日杯将棋オープン戦準決勝において、完璧な指し回しでこの絶対王者を破ったことは記憶に新しいところです。
しかし羽生竜王も、その敗戦以降は好調をキープ。名人戦は本日の第2局こそ敗れましたが、五分の星でまだまだこれから。王位戦挑戦者決定リーグはトップを走っています。
羽生は常にトップにいるうちに、どこが全盛期かついに分らなくなった。
(引用:『昇る落日』)
とは先崎学九段の言葉ですが、本当に充実しています。そして藤井六段との再戦を誰よりも心待ちにしているはずです。
王座戦は持ち時間が5時間とかなり長めです。両者の対局が実現すれば、早指し戦の朝日杯とは違う、じっくりした濃密な戦いになるでしょう。
もちろん初戦の相手が容易に勝たせるわけもありません。羽生竜王は深浦康市九段と、藤井六段は屋敷伸之九段と。どちらか勝つにせよ、熱戦を期待するばかりです。
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