藤井聡太六段、今年度はあと2戦!
スポンサードリンク
既報のとおり、藤井聡太六段は今年度の記録4部門(最多対局賞、最多勝利賞、勝率1位賞、連勝賞)を独占することが確定しました。
先日のC級2組順位戦最終局でも、実力派の若手である三枚堂達也六段に勝利。10戦全勝でC級1組への昇級に華を添えました。
これで15連勝ですが、まさかあの29連勝を超えたりは……いや、いくらなんでもそこまではと思いつつも、期待している人は少なくないのでしょう。
さて、藤井六段の今年度の対局は、残り2つです。
1つめは3月22日(木)の王座戦二次予選決勝、対糸谷哲朗八段。
糸谷八段は元タイトルホルダー(竜王)。今年度は順位戦B級1組においてトップでA級昇級を決めており、今もっとも勢いのある若手のひとりです。
王座戦は藤井六段にとって、一番早くタイトル獲得できる可能性がある棋戦ですが、決勝トーナメント進出の前に相当の難敵が立ちはだかる格好です。
2つめは3月28日(水)の王将戦一次予選3回戦、対井上慶太九段。
井上九段はA級在籍経験もあるベテラン。今期順位戦はB級2組で指し分けの成績。年齢的には指し盛りが過ぎていますが、決して油断のならない相手です。
藤井六段が残りも全勝で駆け抜けるのか、それともどちらかが待ったをかけるのか、注目されます。