藤井聡太六段誕生! さあ次の目標は?
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本日行われた朝日杯将棋オープン戦において、藤井聡太五段が準決勝戦で羽生善治竜王を、決勝戦で広瀬章人八段を破り、自身初となる棋戦優勝を果たしました。またこの優勝によって「五段昇段後全棋士参加棋戦優勝」の規定を満たし、六段への昇段が決まりました。
藤井聡太五段が最年少棋戦優勝!
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) 2018年2月17日
羽生竜王・広瀬八段を破り第11回朝日杯将棋オープン戦本戦を制しました。同時に「五段昇段後全棋士参加棋戦優勝」を満たしたため、六段昇段となりました。https://t.co/MS6jnzjMhu
……いやはや恐ろしい。羽生さんは言うに及ばず歴史上最強の永世七冠。広瀬さんも元タイトルホルダーで、本戦では菅井竜也王位、渡辺明棋王、久保利明王将と立て続けに現役のタイトルホルダーを破っての決勝進出だったのです。ところが経験と実績ではるかに上回るこのA級棋士を相手にして、危ないところはまったくなし。2戦とも完璧な指し回しでした。
「藤井 六段」とかで検索した人が相当に多かったようで、当ブログもご覧のとおりアクセス数が急上昇。↓の記事を書いたのは1ヶ月前でしたが、本当に実現してしまいました。
とてつもない偉業を達成しましたが、藤井六段にとってはこれもひとつの通過点。
さて、次なる大きな目標は何でしょうか?
まずは、竜王戦の5組ランキング戦での優勝です。こちらも先月の記事で、決勝進出の時点で七段に昇段することを書きましたが……相当実現の可能性高そうです。
もちろん藤井六段の目標は段位を上げることではなく、あくまでもタイトル挑戦と獲得です。昨年にあの29連勝を成し遂げ、そして30連勝を阻まれた竜王戦の挑戦者決定トーナメント。今度こそは勝ち上がる――そう意気込んでいることでしょう。
しかし今は、しばしの休息をと願わずにいられません。
名局を見せてくれてありがとう藤井六段。将棋ファンとして、幸せすぎる1日でした。本当に将棋ファンでよかったです。